塗装工事での工程(全体の順序)は、思った以上に多いのです。
まず、大まかな流れは次の通りです。
1.足場組み立て
2.高圧洗浄
3.乾燥
4.養生作業
5.下地調整
6.下塗り
7.本塗り2回
8.木部・鉄部の塗装
9.検査
10.足場解体
以上の工程が一般的です。
この中で、仕上がりに大きな違いが出てしまう重要な工程が「高圧洗浄」「下地調整」「下塗り」です。
この3つで手抜きをしてしまうと、後で塗装が浮きやすくなってしまい、次の塗り替えまでのサイクルが短くなってしまいます。
塗装と一言で言っても、たくさんの工程を経ることできれいで長持ちする仕上がりになります。
逆にたくさんの工程があるので、それらを省略してしまう業者も存在する可能性があります。
手抜き工事をチェックする意味で、塗装工事を依頼する施主さんも工程を把握しておけば後々のトラブルも防ぐことが出来ます。
塗り替え工事やリフォーム工事で、工事の詳しい工程まで知っている施主さんは少ないです。
また業者側も、説明してくれる親切な業者はそれほど多くなく、ほとんどの施主さんは、業者任せにしているのが大部分です。
しかし、支払う金額も多く、後々のトラブルを避ける意味でも工程を把握し、施主自ら仕事をチェックすることも大事です。
特に塗装工事ではたくさんの手順があり、工程を少し省いただけでは仕上がりの見た目が変わらない場合が多いです。
しかし、塗膜の品質や寿命では大きな差が出てしまいます。
大まかですが、塗装工事の工程をご紹介しますので、ぜひ覚えておけば安心です。
1.足場組み・飛散防止ネット張り
2.高圧洗浄(外壁の汚れと古い塗装を落とす)
3.乾燥
4.養生(窓、植木、自動車、お隣の窓など塗装しない部分にシートを張る)
5.下地調整(ヒビ割れや傷の補修、鉄部などのケレン(古い塗装落とし))
6.下塗り (塗料の密着性を良くする作業)
7.本塗り2回
8.鉄部、木部の塗装
9.終了検査
10.養生シート、足場の撤去作業
当協会は、外壁塗装リフォームの総合相談窓口としてスタートしました。
しつこい営業等は一切ございませんので、ご安心してご相談ください。